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ばへっと読書室

ばへっとおすすめの本を書評付きで紹介します。
中には投資に直接関係しない本も含まれるかもしれませんけれども、読んで損はない本ばかりですよ、多分。



2005/3/19
金持ち父さんの投資ガイド入門編/ロバート・キヨサキ+シャロン・レクター著 /筑摩書房/1,680円

最近、ロバート・キヨサキ氏の本にハマっています。

先日の出張中、鳥取駅構内で何気なく手に取ったのがきっかけ
なのですが、こんなにいい本だったのですね。
今まで気づかなかったのが不思議なくらいです。

代表作「金持ち父さん 貧乏父さん」は有名ですが、その続編、
「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」や
「金持ち父さんの投資ガイド入門編/上級編」は、
それに輪をかけてすばらしい内容です。

キヨサキ氏のことばには、目からウロコがポロポロと落ちる
思いでした。

たぶん、私の人生を大きく変えることになる、いわば転機を
もたらしてくれる本であろうことを確信しました。

というわけで、強烈におすすめです。

少々長いですが、抜粋します。

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<ファイナンシャル・リテラシーの有無が、人生の豊かさを左右する>

投資家にとって金持ちなるプランを立てている人にとって、財務諸表に関する実務的で
正しい知識を身につけることは必要最低限の条件だ。

それは投資の安全性を高めてくれるだけでなく、より短い時間により多くのお金を儲ける
ことを可能にしてくれる。

私がこのようなことをいう理由は、財務諸表を読むことができれば、平均的な投資家が
見逃す投資のチャンスが見つけられるからだ。

平均的な投資家は、買ったり売ったりする時期を判断するのに主に価格を見る。
洗練された投資家は価格以外のものを材料としてチャンスを見つけるように自分の頭脳を
訓練している。

彼らは、一番いい投資のチャンスは運錬されていない人間の目には見えないことを知っている。

(金持ち父さんの投資ガイド入門編/ロバート・キヨサキ+シャロン・レクター著/白根美保子訳 より)
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2005/2/3
ウォーレン・バフェット 自分を信じるものが勝つ!/ジャネット・ロウ著/ダイヤモンド社/1,680円

バフェット氏の言葉を丁寧に集めた書。
彼の投資に対する考え方、それだけにとどまらず、仕事、交友、人生哲学といったものを垣間見ることのできる良書。
こんな発言が収録されている(↓)。

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バフェット氏は、好きになれない人々と一緒に働くのは「金目当てに結婚するようなもの」だといいます。

『そんな生き方は間違っていると思います。経済的に苦しいときであっても、たぶんそれは間違った選択です。
ましてや、すでに財産があるのにそんな生き方を続けている人がいたら、その人はきっと大馬鹿者です』
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2005/2/3
ウォール街のランダム・ウォーカー/バートン・マルキール著

プリンストン大学教授と大統領経済諮問委員会委員も務めた著者による投資の指南書。
実例も豊富だが、それ以上にアイロニーがたっぷり。
いまや第8版という息の長いベストセラー。
最新の版ではインターネット・バブルの崩壊や、エンロン、ワールド込むといった会計スキャンダルも取り上げられている。
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2005/1/9
ユダヤ人大富豪の教え/本田健著 /大和書房/1,470円

一年ほど前、初めてこの本を手にとり、ページを繰って、衝撃を覚えた。
自分にとって、ひとつの収束点となったのが、この本、「ユダヤ人大富豪の教え」。

自分がこれまで抱いてきた数々の疑問、経験、考え、千々に乱れたそれらを一網打尽に引き寄せ、
つなぎ合わせてくれるような感覚を覚えたのは、記憶に新しい……

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2005/1/8
■斎藤一人の不思議な魅力論/柴村恵美子著/PHP研究所/1,460円


斎藤一人氏とは、「銀座まるかん」の創設者。実はまだ五〇代と若い。

著者の柴村恵美子氏は、斎藤氏のお弟子さんのひとり。
ふたりとも毎年、長者番付に載るほどの高額所得者。

ふと、世の金持ちの人たちは、普段どんなことを考えて生きているのだろう、と興味を持った。

彼らの書いた本を実際に読んでみたら、さわやかな驚きに包まれた…
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2005/1/3
■バフェットからの手紙/ローレンス・A・カニンガム著/パンローリング社/1,680円


アメリカはネブラスカ州オマハに住む世界第二位の富豪にして投資家のウォーレン・E・バフェット
(ちなみに一位はマイクロソフトのビル・ゲイツ)。
バークシャー・ハサウェイという投資会社の会長を務める彼が、株主へ向けて書いた手紙(Chairman's Letter)を
まとめた唯一の本。

このバークシャー・ハサウェイ、元は紡績会社だった。
1960年代、彼が買収した後、投資会社と姿を変え、以後彼はわずか一代で、投資でもってこの地位に
上り詰めた。
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2005/1/3
■投資戦略の発想法/木村剛著/講談社/1,785円



Grow Rich Slowly-ゆっくりと金持ちになろう

と語りかけてくるのは木村剛氏。
いまや小泉政権のブレーンとして名高い(最近の某週刊誌で、ほとんど言いがかりのようなゴシップ記事に
その名が大書されていたが)、Kfi代表の金融コンサルタント。
株価の上下に一喜一憂させるマネー雑誌華やかなりし頃、ふと何気なくこの本を手にして、
目からうろこが落ちる思いで一気に読んだ。
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2005/1/3
弱虫泣き虫諸葛孔明/酒見賢一著 /文藝春秋刊/2,000円(税込)

(注)投資には直接関係しない本ですが、ばへっとが好きな作家さんなのでご紹介してます。

堪能した。
久方ぶりに手にした酒見賢一の本。
バブル真っ盛りの頃に手にした「後宮小説」(日本ファンタジーノベル大賞受賞作)に衝撃を受けたのがそもそものはじまり。
この冬、秋葉原の書店で見かけて思わず手に取った。
その文章力に、いま改めて魅了された。
文章を目で追うごとに、恍惚感を覚える。脳内麻薬がどばどば出ているのだ、たぶん。
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<ばへっと読書室 開設のごあいさつ>

このたび、ばへっとがおすすめする書籍紹介コーナー『ばへっと読書室』を新設しました。

世にある多くの本からは、数限りない知識や知恵を授かることができます。
ところがおもしろいことに、同じ本を読んでも、読む人、読む時期、読む場所が変われば、
受け取る情報はまったく変わってしまうんですよね。
ばへっとも最近気づきました。
本との出会いにも、時機というものがあるのですね。おもしろいものです。

ちなみにばへっとの場合、旅先で、人生を変えてくれるような良書にしばしば出逢います。
日常のあわただしさ、喧騒を遠くはなれてこそ、人の感覚はリラックスすると同時に
研ぎ澄まされるものなのかもしれません。
そんなわけで、ばへっとが実際に読んで、これは!と感じた本をここでご紹介していきますよ。

ところで、『ばへっと読書室』はアマゾン (amazon.co.jp) のアフィリエイト・プログラムにて運営されています。
紹介ページに貼られたリンクからアマゾンへ飛んで、書籍を購入していただけると、代金の3%が
楽しい投資研究所に還元される仕組みになっています。
ここで得られた収入は、楽しい投資研究所運営資金として、今後さらに質の高い情報・サービスの提供に
充当させてもらいますよ。


そんなこんなで、2005年もどうぞよろしくお願いしますね。


ばへっと
Jan. 3, 2004

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